コロナワクチン接種券

コロナウイルス感染者数が、全国で54.500人。東京では10.000人を越えて過去最高になりました。しかし、世情は二年前と比べて平静に感じます。オミクロン株が、感染力は強いけれど、症状がデルタ株より軽いと言われ、人々がマスク着用や手指の消毒などの感染対策に慣れたこともあるのでしょうか。

三回目の「接種券」が届きました。今回は、大規模接種会場の他に、接種可能な市内の開業医やクリニックの詳しい情報が添付されていました。前回に比べ「進歩」です。早速、コールセンターに電話しましたが案の定お話中。病院やクリニックの電話も繋がりません。資料を眺めるうちに、「来院予約可」の記載を見つけました。家から徒歩7分のクリニック。いつもは素通りしているのですが、「ダメ元」と出かけてみました。テキパキと懇切な対応の後、「後日接種日を連絡」とのこと。ホッとして帰宅すると、午後6時にクリニックから電話があり接種の日時が知らされました。

余りに簡単に予約がとれたことに少々驚きながら「人間は学習する生き物だ」という言葉を思い出しました。感染者数が増加しているのは由々しきことではあるけれど、二年前に比べて世情が落ち着いている理由が、「学習」「経験」「知恵」かなと思いました。相変わらずなのが「情報番組」です。情報番組から距離を置くことが大事だという意見も頷けます。若者のTV離れが判る気がしました。