立春

「春は名のみの風の寒さでしょうか」ラジオから三宅さんの穏やかな声が聞こえてきました。今日は立春。冷え込んではいませんが曇り空の朝です。
旧暦では、立春から新しい年が始まるので、中国や韓国では旧正月を大事にするようです。「東風凍を解く」は、この頃の季節を表す言葉で、暖かい春風が吹いて川や湖の氷が解けだす頃の意味です。春風は南から吹くのに「東風」というのは陰陽五行の考え方で、「春は東を司る」からだそうです。
ともあれ「立春」。待たれる春も直ぐ近くにいます
今日は、北京冬季オリンピックの開会式。立春の日を当てるとは、「お主やるな」と思います
 春立つや雲の切れ目の空青く   鈴木真砂女
 春立つと古き言葉の韻(ひびき)よし 後藤夜半
紅梅は活花作家さんの作品。立春を寿いで。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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