ホトケノザ

陽だまりに可憐な紫色の小花をつけた雑草を見つけたので、写真を撮っていたら、背後から女性の声。「まあ可愛い、なんの花ですか」「調べてみます」と私。「そんなことができるのですか」
スマホで検索すると「ホトケノザ」でした。「春の七草のホトケノザですね」と女性。
でも、七草粥に入れたホトケノザとは違う草に思えるので、帰宅してからもう一度調べてみました。
やはり名前は同じホトケノザでもこれは食べられないとありました。七草粥のホトケノザはキク科のコオニタラビコ属。写真のホトケノザはシソ科のオドリコソウ属でした。ホトケノザの名前の由来は、葉のつき方が仏様の蓮台に似ているからだそうです。
花言葉は、輝く心、調和。別名を「サンガイ草」と呼ぶのも葉が階段状に着くからのようです。
 どの路地も目覚めておりぬ仏の座  酒井 秀洋
 膝つきしところにありし仏の座   栗田 素江

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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