花水木

散歩道は、サーモンピンクの花がが咲きそろい花水木通りになりました。北アメリカ原産で、アメリカ山法師と呼ばれます。英国名はドックウッド。花水木の樹皮を煎じて犬の蚤取りに使うそうです。
日本に渡来したのは1915年(大正4年)。時の東京市長、尾崎行雄がアメリカワシントン州に桜の苗木を寄贈したお返しとして送られて来ました。
車の排気ガスに強いことから、忽ち全国に広がり公園の植栽や街路樹として目を楽しませています。
 あけぼのやよろこび色に花水木   上田五千石
 大学に沙翁講義や花水木      山口 青邨
沙翁は「さおう」又は「しゃおう」と読み「シェークスピア」のこと。
山口青邨氏の句をお借りすると、今日の私は差し詰め「大学に古事記聴講花水木」となります。
都バスの終点早大正門前にも花水木が一本あります。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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