フランネル草
野薔薇の家の下草に、今年もフランネル草が咲いています。日本名は酔仙翁(スイセンノウ)。南ヨーロッパ原産で、江戸末期に渡来しました。
フランネル草の由来は、葉の表面が柔らかく起毛していて、それが織物の「ネル」に似ているからだそうです。私にとって「ネル」は寝間着の同義語です。五、六歳の頃でしょうか。風呂上がりにバスタオルに包まれてからだを拭かれた後、着せられるグレーとピンクの縞模様のネルの寝間着は肌に優しくて大好きでした。なんだか「守られている」と言う安心感があったことを思い出します。
花言葉は、強い気持ち、わたしの愛は不変。
今日は、沖縄復帰50年の記念日。そして五一五事件の日。共に近代日本を考える上で意味のある日です。
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