蛍袋

朝から雨です。でも習慣になっている散歩は一番短い距離を3000歩歩きました。
歩道に蛍袋が咲いています。去年までは気がつかなかったのに。キキョウ科の多年草で北は北海道から南は九州まで自生している他、鉢植えにされていることもあります。
名前の由来は、子どもが、虫籠代わりに釣鐘状の花に蛍を入れたためとか、花の形が提灯に似ていて、提灯のことを「火垂る」と呼ぶからだとか言われています。別名も多い花です、ツリガネソウ、チョウチンバナ、アメフリバナ、トックリバナ、トウロウバナなどなどあります。子どもの頃はチョウチンバナと言っていましたが、「蛍袋」の呼び方を知った時、ちょっと大人になった気がしたのを覚えています。花言葉は忠実、正義。
今朝にぴったりの俳句がありました。
 蛍袋うなだれさ咲きの雨を呼ぶ   能村登四郎
 一むらの雨の雫の蛍袋       細見 綾子

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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