竹煮草

駅の階段を降りたところに小さな植え込みがあって長年、竹煮草が植えられています。今年も私の背丈ほどになって、菊の葉の様な形の白味がかった大きな葉を繁らせています。
元々は雑草で、本州、四国、九州の野山や竹藪、荒地などに自生しています。それが何故、駅の目立つところのメインの植栽なのか不思議ですが、十年来そこにあると景色に馴染んでいるのも面白い事です。 
慌ただしく行き交う乗降客には眼中に入る事もなく、竹煮草の名前を知る人もいないかもしれません。でも、すくすくと葉を繁らせています。
 魚はみな風を好まず竹煮草    飯田 龍太
 月光を得て山中の竹煮草     多田 裕計


やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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