南天

駅前公園の南天の実が、疎らになっているのが気になりました。きっと小鳥が啄んだのでしょう。
「 赤い鳥小鳥 なぜなぜ赤い 赤い実を食べた」
我が家の「君待ち蜜柑」も、この数日で見事に啄まれています。去年はつがいだった椋鳥が、今年は一羽で来ているようです。
南天は、難を転じるの語呂合わせから庭木として好まれ、江戸時代には多くの品種が作り出されました。実や葉にナンジニンと言う成分を含み、殺菌効果や咳止めに用いられたそうです。
 億年のなかの今生実南天     森  澄雄
 実南天紅葉もして真紅なり    鈴木 花蓑

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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