一人の外食

今年の抱負というと大袈裟ですが、幾つか立てたもののひとつに「外食の一人ご飯をゆったりと食べること」があります。

外出先でお昼ご飯を食べる時、いつもそそくさと済ますことが多いのです。時にはお弁当を買って家に帰り、時間はずれのご飯になることもありました。

月に数回の外食を、ゆったりと優雅に楽しめたら、昔の元気が戻ってくるのではと，淡い期待です。

現職の頃は、一人外食が得意でした。お店の人やシェフに仲良くしてもらって、楽しい思い出が沢山あります。

夫が逝き、一人になってから、何となくいじけて、堂々と振る舞えない自分に気が付き、「一人身十年選手」になった今年の目標に「外食の一人ご飯」を掲げました。昨年から、行きつけのお店を探したり色々工夫もしてきました。

一人外食の時、単品で済まさずデザートやコーヒーを注文すると，ゆったりと過ごせることに気がつきました。ささやかな贅沢でしょうか。

広東料理のお店で、デザートまでいただいたら、　丁寧な接遇を受けて、ちょうど一時間かかりました。麺類だと１５分くらいなのに。気のせいかお店を出る時の足取りがシャキッとしたみたいです。