義務と好意

ふと、聞こえてきた若者の会話。
「高齢者に席を譲るのって俺たちの義務?」
「いや〜、好意だろう」
「こっちだってバイトで疲れてるのに、席を譲れみたいにされるとアタマにくる」「・・・・・」

義務と好意、奥が深いなと思いました。
義務だとすれば、やって当たり前。されて当然。されなければ不満になる。
好意なら、されれば感謝が沸き起こるし、好意で行動した側も気分が良い。

日々の暮らしの中に「義務か好意か」を当てはめて見ると色々な事がみえてきます。最近、世の中がギスギスしているのは「義務」=「してもらって当然」の風潮が強いからかななどと思います。不満、不平が蔓延して、「ありがとう」の言葉が少なくなったのは淋しい事です。
ふと耳にした若者の会話から、色々と考えてしてしまいました。我が身が後期高齢者になり「お世話になる」事が多くなっているので尚更です。

駅前の時計塔下の花壇の花が夏色に衣替えして綺麗です。花を愛する会のみなさんの「好意」の賜物です。




やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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