大根のスープ煮

一日中強い雨。梅雨寒の夕食に大根のスープ煮を作りました。出来立てを大きな深鉢に盛って、香りと彩に三つ葉を載せました。本当はシャンツアイの方が良いのですが。私が苦手なので三つ葉で代行。
作り方は潔いくらい簡単。肩ロースの切り落としと銀杏切りの大根をたっぷりの水と鶏がらスープの素で柔らかくなるまで煮て少しの塩と白だしで薄味に仕上げるだけ。アクセントに人参も少し入れました。スープ煮のヒントは、今、読んでいる原田ひ香の「定食屋・雑」。定食屋のメニューではなく主人公沙也加の人となりを現す数行がヒントです。
小説の中で、料理のヒントをもらうことがよくあります。私史上最高は、池波正太郎の藤枝梅安の「大根の千切りと浅利のむき身の一人鍋」粋で滋味あり男前の料理。冬、息子の一人ご飯に作ります。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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