狩野川の鮎の丸干し。毎年この時季に頂戴する季節の美味。ちゃっかり者の私は密かに「もうそろそろかな」と期待していました。姿美し味佳し。心にかけてくださる良き隣人に感謝感謝です。でも悩みがあります。鮎がとびきりの御馳走なので、献立が出来ないのです。散歩の間中、献立を考え続けた結果、「夏の混ぜ寿司」を思いつきました。あっさりした酢飯に、胡瓜もみとしらす干し、白胡麻を混ぜて、自家製の実山椒を散らします。茄子とモロッコインゲンと飛竜頭の煮物に厚焼き卵。主役は狩野川の鮎の丸干し。こんな日は夕食作りに心弾みます。鮎は清流の女王と呼ばれ、人との関わりの歴史は古く、日本書紀には「神功皇后の三韓征伐」の折皇后自らが鮎を釣り上げて戦勝を占った記述があります。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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