蕎麦の花

清涼の朝、久しぶりに森の道を目指して散歩。蕎麦の花が咲いているのに驚きました。確か、六月の下旬に同じ光景を見たからです。そういえば、蕎麦は一年に二回収穫ができると聞きました。種蒔きから収穫まで75日〜90日とか。とういうことは今年二回目の蕎麦の花ということになります。
蕎麦の花で思い出す歌があります。
 山一つ彼方に母の里のあり
       蕎麦の花咲く会津路を行く
          平塚 宗臣(歌集 八国山)
牧水を彷彿とさせますが、私は男の人たちが抱く永遠不滅の「母恋の歌」だと感じています。そして出会った青邨の句。素敵な偶然が嬉しいです。
 ただ白きそは蕎麦の花奥会津    山口 青邨
花言葉は、懐かしい思い出。
微かに金木犀のかおりが残る朝です。


やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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