山茶花

雨上がりの暖かい朝です。夜来の雨の露を含んだ薄桃色の山茶花が咲いています。椿に似ていますが、椿より寒さにやや弱く枝が細く葉も小さめです。花弁が一枚ずつハラハラと散るのも儚げです。だから渡哲也さんの「山茶花の宿」なのかな。江戸時代に沢山の園芸種が作られて、1868年には欧米に渡っています。名前の由来は、中国で椿をるさす「山茶花」が転化して「茶三花」になり、サザンカになったとか。日本語の表記は「山茶花」です。
 花まれに白山茶花の月夜かな    原  石鼎
 山茶花の長き盛りのはじまりぬ   富安 風生

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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