おかめ南天
散歩道の植栽で、唯一の赤い色が「おかめ南天」です。江戸時代中期に、園芸植物として「南天」から作られたそうです。葉が丸く「おかめ」の様なのでこの名がつきました。別名を「お多福南天」と言います。おかめもお多福も、美形ではないけれど愛嬌があってふくよかな女性の顔立ちを指す言葉です。昭和時代の常套句は「男は度胸、女は愛嬌」でした。今や死語。最近聞いた話では、若い女性がSNS やTVに出ている同性と自分の美醜をを比べて、精神的に落ち込む事例が多いとか。いいじゃないですか。おかめお多福上等です。花がない真冬の路肩を彩っています。
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