金盞花
建物を背にした陽だまりに金盞花が咲いています。
南ヨーロッパ原産。カナリア諸島から地中海を経てイランまで広く分布し、その種類も30種類もあるキク科の花です。日本に渡来したのは江戸時代。花期が長いので「常春花」「長春花」とも呼ばれます。海辺の温暖な地域を好み、房州では一月頃から咲いているそうです。花もちが良いので仏花として供えられることが多く、私は長らく仏様のお花との思い込みから自宅を飾る切り花として買ったことがありませんでした。
仏花たることに輝き金盞花 文挟夫佐恵
金盞花安房の岬田日のなだれ 遠藤真砂明
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