雪の朝

今日は、「建国記念の日」
心配していた夜中の雪もさしたることが無く、朝日が眩しく清々しい朝です。気温は低く道は凍結しています。
前回の雪の教訓で買い求めた「踵にスパイク付きスノーブーツ」の出番。ゴッツくて不恰好ですが、実に機能的です。それでも大事をとって、いつもの半分くらいの距離を歩きました。シャリシャリと言う足音がちょっと楽しかったです。 
 雪の朝二の字二の字の下駄のあと  田  捨女
私は長らくこの句の作者を知りませんでした。ある時期は小林一茶だと思い込んでいました。
田捨女は、江戸時代の兵庫県の女性。この句を詠んだのは六歳の時だそうです。後に「貞門流の六俳聖」と呼ばれました。
 いくたびも雪の深さを尋ねけり   正岡 子規
病床に伏すことが多かった子規らしい句ですが、視覚障害の人のことを詠んだと言う解釈もあるようで、それも暖か味が感じられて秀句だと思います。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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