卯の花

「卯の花の にほふ垣根に ほととぎす早も来 鳴きて 忍び音漏らす 夏は来ぬ」佐々木信綱作詞、
小山作之助作曲の唱歌。
この季節になると自然と口ずさむ名歌です。
万葉集にも「さつき山卯の花月夜ほととぎす」と詠われています。
柔らかい緑の葉と群れて咲く純白の小花の取り合わせが爽やかで、今の季節にぴったりです。晴れた日の卯の花は爽やかですが、私は今日のような小雨模様濡れた卯の花の風情が好きです。
 暁けの雲一気に去りぬ花うつぎ   林  信子
 卯の花や森をいで来る手にさげて  石田 波郷

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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