八十八夜

今日は「八十八夜」です。
立春から数えて88日目の夜が八十八夜。豊葦原瑞穂の国に住む我々に欠かせない「米」の文字が八と十と八の組み合わせで出来ていることもあって、八十八夜は米作りや農耕に欠かせない節目の日とされて来ました。
 夏も近づく八十八夜  野にも山にも若葉が茂り
 あれに見ゆるは茶摘みじゃないか
 茜襷に菅の笠
「茶摘み」と題した小学校唱歌。1915 年(明治45年)に文部省唱歌として尋常小学校3年生の音楽の教材に制定されて以来歌い継がれている名歌です。
作詞、作曲者共に不詳。
世が変わり、気候変動に翻弄されていても、この歌の魅力は変わりません。
「八十八夜の忘れ霜」の言葉があるように、昔でも初夏のこの時期、思いがけない寒い日もあったのでしょうね。
駅にむかう道路端の麦畑の麦が青々と伸び、畑の端に植えられた芍薬が綺麗です。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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