涼やかな花

末妹とランチ。大ぶりの花器にたっぷり盛られたトルコ桔梗が涼やかです。いつもの店。入り口の花にホッとします。いつもの時間にいつものメニュー。変化がないことで落ち着くのです。
つい先ごろまでは、話題の店で、話題の食べ物を食べる冒険が好きでしたが、最近はいつもの時間にいつもの店でいつものメニューになりました。歳をとったのですね。変化よりも安定思考になりました。それとは裏腹に、会話の話題には変化が欲しいと思います。「半径3mメートル」の話題、家族や親姉妹の話に終始するのは勿体ない気がします。
道端や公園のベンチなどで楽しげにおしゃべりをしている女性たちは、何を話しているのでしょう。
元々、世間話が苦手だったのが最近とみに酷くなりました。それだけ世間が狭くなったのでしょうか。
最近読んだ本や新聞の記事の話題、昨夜のジャイアンツ戦の感想などをあれこれお喋りできたらどんなに愉快だろうと思います。おしゃべりってなんだろうと考えます。
歌いなれた歌を口ずさむ様に、同じ話題のリフレインである種のカタルシスを得るのがおしゃべりの効果なのかなどと思ったりします。
安定思考と変化を求める気持ちで揺れる私です。

やよいの日々

日々の日常を綴ります。

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